ssギャグまとまる君

笑えるギャグssを中心としたニッチ系まとめ。

艦これ

雷「またパチンコで負けちゃったの?」 未完だがほぼ完成品

2016/08/31

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 00:16:46.53 ID:4bxQOr6q0

雷「大丈夫、私がいるじゃない♪」

 

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 00:19:08.07 ID:4bxQOr6q0

雷「よしよし。そんなに泣かないの」

雷「はい、これで今度は勝ってきてね♪」

雷「えっ?……もう、司令官はそんなこと気にしなくていいの!」

雷「早く行かないとお店閉まっちゃうんでしょ?頑張ってきてね♪」

 

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 00:23:03.40 ID:4bxQOr6q0

浦風「なんじゃ?せんなに元気のうなってしもて。どうしたんじゃ?」

浦風「ふんふん……そっか、1日に2回もパチンコで負けてしもうたんか」

雷「ごめんなさい司令官、私が無理言って行かせちゃったから……」

浦風「ほおら、泣かんの。提督さんは男の子なんじゃけえ」

浦風「よし、じゃあ今夜はうちがご馳走しちゃろうかのう。何が食べたいか言ってみ?ん?」

 

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 00:25:32.04 ID:4bxQOr6q0

夕雲「ただいま。あら、今日は随分とご馳走なのね」

浦風「実はのう……」

夕雲「1日に同じ店で2回も?まあ……かわいそうな提督。夕雲が慰めてあげるわ」

夕雲「それにしてもその店……何か違反営業でもしているんじゃないの?後で見てこようかしら……」

 

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 00:29:01.15 ID:4bxQOr6q0

雷「おはよう司令官!今日もパチンコ屋に行くんでしょ?はい!頑張ってきてね♪」

雷「えっ?行かない?どうしたの?病気?どこか痛い?」

浦風「今日は我慢する?提督さんが大好きなパチンコを我慢?」

夕雲「素晴らしいわ……夕雲、涙がこぼれちゃう……」

 

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 14:34:10.57 ID:4bxQOr6q0

雷「そんなんじゃダメよ!やる前から諦めるなんて司令官らしくないわ!」

雷「それに……司令官がやりたい事を出来ないストレスで体調を崩したりしたら……私…………」

浦風「そうじゃ。提督さんはお金の事なんて気にせんと好きな事をやればええんよ」

夕雲「提督の楽しそうな顔を見るために私達は働いてるんだから。気にしないで♪」

 

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 14:38:01.85 ID:4bxQOr6q0

雷「それじゃあ行ってくるわね!」

浦風「朝ご飯はうちらがやっとくけぇ、気を付けて行ってくるんよー」

夕雲「今日はゲンを担いでカツサンドを作りますね♪」

浦風「これで今日こそは間違いなく勝てるけぇ提督さんはドーンと構とりゃあええんよ♪」

夕雲「あとは雷ちゃんが良い番号を引き当ててくれればいいんだけれど……」

 

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 14:41:20.36 ID:4bxQOr6q0

雷「たっだいまー!見て見て、司令官!3番を引いてきたわよ!」

夕雲「まあすごい♪」

雷「えへへ。なんか新しい台がねー、4台?だったかな?」

雷「あっ、8台なの?すっごーい!さすが司令官、前もって調べてるなんて偉いわ!」

浦風「提督さんのそういう堅実な姿勢はうちらも見習わんといけんねぇ」

夕雲「ほんと、提督には教えられてばっかりだわ」

 

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 14:48:17.00 ID:4bxQOr6q0

雷「頑張ってきてね!」

浦風「忘れ物はなーい?お弁当はええの?」

夕雲「私達の為にパチンコしてくれるのは嬉しいけど休まずにするなんて夕雲心配だわ……」

雷「はい、お財布。私達もこれからお仕事だからついて行けないけど1人で大丈夫?車には気をつけてね?」

雷「ふえ……?なに?司令か…………んっ、もう……みんないるのに……♪」

浦風「こーらぁ!うちらにもせんといかせんよ!」

夕雲「そうですよ?抜け駆けはだーめっ……♪」

 

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 14:52:43.12 ID:4bxQOr6q0

雷「ただいまー……あれ?司令官、もう帰ってたの?」

雷「……そう。ごめんね、私が1番のクジを引けなかったから」

雷「でも大丈夫!雷がお財布に魔法をかけておいたんだから!」

雷「お財布の会員カードとかレシートが入ってる所の真ん中、よく見て見て」

雷「うん。それで美味しいもの……えっ?もうひと勝負?」

雷「もちろんそれも良いわ!だって司令官のお金なんだから!気をつけてね!」

 

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 14:56:21.80 ID:4bxQOr6q0

雷「司令官、起きてー。朝は起きなきゃダメよ?」

浦風「お金が無いから動きとうない?」

夕雲「かわいそうな提督……お金が無いせいで動けないなんて……」

浦風「うちらもお給料前で厳しいし……困ったもんじゃのう」

雷「……私の責任だから私がなんとかするわ!」

 

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 14:59:12.27 ID:4bxQOr6q0

雷「はぁっ、はぁっ……はい、司令官!3万円あれば大丈夫?」

浦風「どないしたんじゃ?短時間でそんな大金……えらい汗かいとるし」

夕雲「まさか雷ちゃん……身体を売ったんじゃ無いわよね……?」

雷「ちがうわよ!そんな事するわけ無いじゃ無い!雷の身体は司令官だけのものなんだから!」

 

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 15:03:09.62 ID:4bxQOr6q0

雷「実は考えもなしに飛び出して走り回ってる間に汗かいちゃって」

雷「それでね、お金が必要な事を言ったら親切なおじさんが雷のシャツを3万円で買ってくれたの!」

雷「元は安いし汗びっしょりなのに……だから変な事をしたわけじゃ無いわ!」

浦風「そんな親切な人が世の中にはおるんじゃねえ……」

夕雲「私達も走ってればそんな親切なひとに出会えるのかしら?」

軍資金が10万になりました。

 

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 23:43:45.13 ID:4bxQOr6q0

雷「おかえりなさい司令官!今日はどうだった?」

雷「うん、うん……すごーい!やったじゃない!」

浦風「どうしたんじゃ?大きい声だして」

雷「あのね、司令官ったら今日はお金を持って帰ってきたの!」

夕雲「あら、それは素晴らしいわね♪」

雷「えっ?9万円使って1万円しか残ってない?なに言ってるのよ!1万円は大金でしょ?1万円も持って帰って来るなんて凄いことなんだから!」

 

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 23:49:56.31 ID:4bxQOr6q0

浦風「うちらの安物のシャツがこうして今1万円になって残っとるんじゃ。提督さんは凄いことをしたんよ?」

夕雲「そうですよ。提督が全部使ってたらここに1万円はないんだから」

雷「これは司令官の大切なお金なんだからお財布に入れておかなきゃだめよ?」

雷「……どうしたの司令官?」

浦風「服って……うちらに?そんな気を使わんでもええよ。それは提督さんのお金なんじゃけぇ」

夕雲「ぐすっ……ごめんなさい。提督が私たちにプレゼントしてくれるなんて……嬉しくて」

雷「そうね……司令官からのプレゼント、ありがたく受け取りましょ!」

 

37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 23:56:32.63 ID:4bxQOr6q0

雷「朝からみんなでお出かけなんて久々ね!」

浦風「うち右腕ー♪」ムニッ

夕雲「じゃあ私は左腕に♪」ムニッ

雷「あーっ!2人ともずるーい!!雷だって……司令官~!」

浦風「あはは、冗談じゃって。ほれ、こっちに来て提督さんは雷ちゃんの腰に手をまわす。それでうちがその手を握るから」

夕雲「ふふっ、じゃあこっちの腕は夕雲が1人で独占……♪」ヒソヒソ

 

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 23:58:57.60 ID:4bxQOr6q0

雷「司令官は新しい服買ったりしないの?」

雷「……司令官?ねぇ聞いてる?」

浦風「何をジッと見とるんじゃ?」

『毎月1日は月に一度の大放出day』

夕雲「あら……」

 

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/02(土) 00:05:23.09 ID:itGFEeVC0

雷「司令官……行きたいの?」

浦風「大丈夫じゃのうて、行きたいかどうかを聞いとるんじゃ」

夕雲「提督?素直な気持ちを聞かせてくれないかしら?」

雷「そう。やっぱり行きたかったのね……よく素直に話してくれたわ!」

浦風「提督さんが行きたいなら行けばええんじゃ。服なんていつでも買えるんじゃけぇ」

夕雲「そうよ。このお祭りは月に一度だけなんでしょ?」

 

46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:15:25.53 ID:zdrJWama0

雷「私達はここで待ってるから頑張って来てね!」

浦風「ようけー稼いだらええ服買ってもらうけえ、覚悟しんさいよー」

夕雲「どうしたんですか?もしかして待たれてると腰を据えてパチンコ出来なかったかしら……」

雷「ごめんなさい司令官!そんな事にも気が回らないなんて、恥ずかしいわ……さぁ私達は帰りましょ!」

雷「えっ?違うの?私達も一緒に?」

 

47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:20:13.39 ID:zdrJWama0

雷「司令官、このボールを真ん中に入れれば良いの?」

浦風「そしたらこの数字が回って揃ったら大当たりなんじゃな」

夕雲「けほっ……夕雲、ちょっとうるさいしタバコのにおいもキツくて苦手だわ……」

浦風「おっ、夕雲のそれ揃いよるん?」

雷「凄い凄い!私もいっぱいボールが出てきたわ!」

浦風「なんじゃなんじゃ。うちと提督さん以外みーんな玉がでよるんか?」

夕雲「あら、浦風さんのそれも数字が揃ったみたいよ」

 

49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:25:19.54 ID:zdrJWama0

浦風「いやー、ようでたのう」

夕雲「ビギナーズラックっていうのかしら♪」

雷「これならたくさん服も買えるわ!ね、司令官♪」

雷「……司令官?泣いてるの?大丈夫よ、このお金は司令官のものなんだから!明日リベンジすればきっと勝てるわよ!」

 

55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/04(月) 00:47:32.48 ID:McDqpRDB0

雷「司令官、朝よ!起きて!」

雷「司令官?早く支度しないとオープンに間に合わないわよ?」

雷「……えっ?家から出たくない?引きこもりになる?」

雷「そんなんじゃダメよ!司令官言ったじゃない!パチプロになって私たちを養ってくれるって!」

 

56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/04(月) 00:50:37.57 ID:McDqpRDB0

浦風「なんじゃ?朝から大声出して」

雷「司令官がパチンコにも行かず引きこもるって言い出したの」

夕雲「じゃあ今日から一日中家にいるの?」

雷「えっ……司令官が一日中一緒に……?引きこもりも悪くないわね……」

浦風「うちらは仕事があるじゃろうが」

夕雲「でも一日中家に居て暇じゃないかしら……夕雲心配だわ」

 

57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/04(月) 00:54:08.84 ID:McDqpRDB0

雷「へ?パソコンが欲しいの?」

浦風「確かにパソコンがあれば暇つぶしにはなるじゃろうなぁ」

夕雲「本当はずっと前から欲しかったの?」

雷「もう、司令官ったら!だったらもっと早く言わなきゃダメじゃない!」

浦風「欲しいものがあるのに黙って我慢するんは関心できんのう」

夕雲「提督?素直にならなきゃダメよ?」

雷「さあ、お説教はこれくらいにしてパソコンを買いに行きましょ!」

 

62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/04(月) 07:43:37.20 ID:McDqpRDB0

雷「パソコンを買ってきたわ!早速つなぎましょ!」

浦風「うーん、うちこういう機械の配線とかよーわからんのよ」

夕雲「困ったわ……お店の人に頼めばよかったかしら」

雷「そんな……買ってきたのに使えないの!?」

雷「……えっ?司令官が?」

夕雲「提督が自発的にそんな事言うなんて……」

 

63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/04(月) 07:47:26.26 ID:McDqpRDB0

雷「すごいわ!本当に全部司令官1人でやっちゃった!」

浦風「こりゃたまげたわぁ……提督さん、こんな才能まであったんやねぇ」

夕雲「今夜はお赤飯ね♪」

雷「これなら日中でも司令官が退屈せずに済むわね」

浦風「うちらも安心して仕事に行けるのう」

 

64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/04(月) 07:52:01.18 ID:McDqpRDB0

夕雲「ところで提督、パソコンで何をするんですか?」

浦風「なになに……浦風 おっp……って、こーらぁ、なにを検索しとるんじゃ」

夕雲「そうですよ提督。夕雲で良ければそんな事検索しなくてもいつだって提督の言う通り見せて差し上げますから♪」

雷「か、雷だって!……え?冗談なの?それよりもこの銀行に?」

雷「わかったわ!お金を振り込んでくれば良いのね!」

 

65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/04(月) 07:56:38.19 ID:McDqpRDB0

雷「司令官、お金振り込んできたわよ!」

浦風「競馬に競輪?」

夕雲「ネット環境があれば自宅からでも投票出来るのね」

雷「さすが司令官!パチンコみたいに店へ準備して行かなくても家でゴロゴロしながら遊べるってわけね!」

浦風「これならうちらも朝早く抽選を引きにパチンコ屋まで行かなくて済む?」

夕雲「提督、夕雲達の事をそこまで心配してくれていたなんて……感謝と感動で涙が出てくるわ……っ」

 

67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/04(月) 08:05:16.14 ID:McDqpRDB0

雷「可愛いー♪これからこの馬が競争するのね。私はこの白い馬が可愛いと思うわ!」

浦風「うちはこの茶色の馬がピカピカして好きじゃのう」

夕雲「私はあの1番遠くでじっとしている子かしら♪提督はどれに掛けたの?」

雷「けん??けんってなに?」

浦風「お金をかけずに目で見てデータを頭に入れて行く?」

夕雲「なんて賢い頭脳プレーなのかしら。最初から好きな馬を選んでた夕雲達が恥ずかしいわ」

けんした提督の横で雷達は好きな三頭をえらび見事3連単10万馬券を的中させた。

 

72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/05(火) 02:08:55.36 ID:kmjQvNHP0

雷「おはよう司令官!今日も1日頑張らなくても良いのよ?」

浦風「もうじき朝ごはんが出来るけぇちょっとまっとってねー」

夕雲「飲み物はアイスコーヒーで良かったわよね?はい♪」

雷「じゃーん♪雷特性オムレツよ!いっぱい食べて元気出してね!」

浦風「あさりの味噌汁も出来たよー」

 

73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/05(火) 02:12:54.09 ID:kmjQvNHP0

雷「司令官、口元にご飯粒が付いてるわ。ほら」

雷「えへへ、司令官のお弁当いただきまーす」

浦風「ほらほら、口元にケチャップが付いとるよ。じっとしんさい」

浦風「手のかかる提督さんじゃ。うちがおらんと何にも出来んのじゃけぇ」

夕雲「そんなに急いで食べちゃダメですよ?ちゃんと15回は噛んで食べないと」

夕雲「夕雲が数えてあげますから。はい、いーち、にーい♪」

 

74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/05(火) 02:15:23.47 ID:kmjQvNHP0

雷「お腹ふくれた?大丈夫?」

雷「なら良かったわ!後片付けしてくるわね!」

浦風「うちも手伝うけぇ提督さんはゆっくりしといて」

夕雲「あら、もしかしてお腹いっぱいになったから眠くなったのかしら?」

夕雲「うとうとしちゃって……本当に可愛いんだから♪」

 

75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/05(火) 02:20:17.89 ID:kmjQvNHP0

夕雲「提督、まだパチンコ屋も競馬もやってないんでしょ?夕雲と二度寝しますか?」

夕雲「でも提督の布団は片付けちゃったから……二度寝は夕雲のベッドで、ね♪」

夕雲「え?夕雲のベッドはいらないの?……そう」

夕雲「あっ……提督?もうっ、それならそうと言ってくれれば良かったのに」

夕雲「そんなに夕雲の膝枕が良かったんですか?はいはい、頭を撫でるんですね」

夕雲「あんっ……ほんと提督はスキンシップ大好きなんですから……♪」

 

76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/05(火) 02:25:24.29 ID:kmjQvNHP0

夕雲「フーッ……」

夕雲「フフッ、起きましたか?夕雲目覚まし時計での寝起きはどうかしら?」

夕雲「そろそろ用意していかないとパチンコ屋のオープンに間に合いませんよ?今日は大きなイベントがあるんですよね?」

夕雲「提督?聞いていますか?」

夕雲「イベントよりこのまま寝ていたいって言われても……これ以上無防備な寝顔見せられたら夕雲我慢できなくなっちゃうわ」

夕雲「ていとくー?早く起きないと食べちゃいますよー?良いんですかー?」

 

77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/05(火) 02:29:25.05 ID:kmjQvNHP0

浦風「お楽しみのところわるいんじゃが、ちょっとええかのう」

浦風「提督さん、はよー行かんとクジが台無しになってしまうで?せっかく良い番号引けたのに」

浦風「開店の何分か前についとらんと無効になってしまうんじゃろ?」

浦風「うちが店まで送っていっちゃるけぇ、はよ用意しんさい」

 

78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/05(火) 02:34:21.88 ID:kmjQvNHP0

浦風「ふう、なんとか間に合ったみたいじゃの」

浦風「それじゃあ帰りもまた迎えに来るけえ、電話してーー」

浦風「な、なんじゃ急に。こーらぁ、人がよーさん見とるのに……」

浦風「家での膝枕と言い……今日は甘えたさんな日なんかのう?」

浦風「こりゃー帰ったら今日はたーんと甘えさせてやらんといけんね♪」

 

79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/05(火) 02:36:06.76 ID:kmjQvNHP0
はぁ……夕雲が毎日「今日は安全日」って言ってくる生活……

 

87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/12(火) 09:42:01.70 ID:JhjWK8kl0

雷「それじゃあお仕事行ってくるわね!」

夕雲「提督もパチンコ頑張ってくださいね♪」

浦風「えーっと、髪留め髪留め……」

雷「浦風ー、早くしないと先に行っちゃうわよー?」

浦風「あった!よし、準備オッケーじゃ!鍵掛けて、こっちの鍵掛けて……」

夕雲「もう、浦風さん?そっちの鍵までかけちゃ提督がパチンコにいけないでしょ?」

浦風「ああ、そうじゃったそうじゃった。昔の癖でつい。もうこれは必要なかったんじゃ」

 

88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/12(火) 09:44:30.05 ID:JhjWK8kl0

男「ん?あれ?久しぶりだなぁ!おい!」

男「あ?誰って……いやいや、詐欺じゃねーよ。ほら、中学まで一緒だった」

男「懐かしいなぁ。今何やってんだ?」

男「は?パチンコ?」

男「お前、いくら土曜日で仕事休みだからってパチンコなんて行ってちゃバカになるぞ?」

 

89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/12(火) 09:49:06.63 ID:JhjWK8kl0

男「仕事は行ってない?パチンコが仕事??」

男「お前……ダメだろそんな生活。パチンコなんて取り締まりも厳しくなってきてんだろ?」

男「パチプロ目指すって、よく知らねーけどテレビに出てる人は普通に本書いたりライターの仕事とかもしてるんじゃないのか?」

男「パチンコだけやって生活できる奴なんて殆どいないと思うぞ。もっと真面目に仕事ーー」

男「職業提督??ばっかお前、あんなもん名前と住所さえ書ければ資格くらい誰でももらえるだろ」

 

90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/12(火) 09:54:43.65 ID:JhjWK8kl0

男「一応昔のよしみで忠告だけしておくけどな、パチプロとか職業提督とか言ってないで真面目に仕事さがせ」

男「まぁお前の人生なんだしこれ以上は何も言わないけどさ」

男「周りも結婚とかしてるだろ?定職についてないとそういうのも厳しいぞ?」

男「まぁ言っても俺だって高卒の現場職だけどよ。それでも来年にはこいつと結婚する予定なんだ」

男「結婚式には呼ぶからしっかり働いてご祝儀たのむぜ?じゃあなっ!」

提督「…………」

 

91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/12(火) 09:58:10.95 ID:JhjWK8kl0

雷「ただいまー。今日は半日だったし楽ちん楽ちん……」

雷「えっ……?あれ?司令官……?」

夕雲「もうパチンコから帰ってきたんですか?」

浦風「そんな部屋の隅に座ってどうしたんじゃ?」

雷「わかったわ!お金がなくなっちゃったのね!大丈夫よ、私がいるじゃな…………司令官!?泣いてるの!?」

夕雲「大変、どこか痛いんですか?」

浦風「うちがおらんかったから寂しかったんかなぁ……?」

 

92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/12(火) 10:03:02.15 ID:JhjWK8kl0

雷「ひ、ひ……ひっどーい!!」

夕雲「なんて酷いことを言うのかしら……許せないわ」ワナワナ…

浦風「提督さんはパチプロを目指す為に修行中なんじゃ!それを……!」

雷「私ちょっと行ってくるわ!」

浦風「こら、そんな物騒なもん振り回して何処へいくんじゃ!」

夕雲「そうですよ。だいたい標的がどこにいるかも分からないのに」

雷「でも……っ!許せないじゃない!!」

浦風「それよりも今は提督さんを慰めるのが先じゃろ?」

夕雲「やる時は計画的に……あの時もそうやったじゃないですか」

 

103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 00:45:38.73 ID:oGfxTV100

雷「司令官、大丈夫?もう2週間も引きこもって……」

浦風「提督さんにははよう元気になってまたパチンコ屋に通うてもらわんと」

夕雲「ねえ提督、気晴らしに私達の買い物に付き合っていただけませんか?」

雷「買い物?もしかして見つかったの?」

夕雲「ええ♪ちょうど今日が良いタイミングみたいなの♪」

浦風「よし!じゃあ決まりじゃな!」

 

104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 00:51:11.93 ID:oGfxTV100

雷「はーい、ばんざいして。服を着替えたら歯も磨かなきゃね!おトイレは大丈夫?」

浦風「ほれ、髪の毛セットしちゃるけぇここに座りんさい」

夕雲「少し爪が伸びてるみたいね。夕雲がヤスリで削ってあげるわ♪」

雷「はい、歯磨きおしまい。くちゅくちゅペッ、できる?そう!さすが司令官!上手上手」

浦風「髪も完璧じゃ。惚れ直してしまうのう」

夕雲「提督、夕雲の肌に触れてみて。……うん、大丈夫。爪は痛く無いわ」

 

106: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 00:57:03.09 ID:oGfxTV100

夕雲「それじゃあ提督は一足先に待ち合わせ場所に行っててください♪」

浦風「駅前にぼれぇでっかいホテルがあるじゃろ?あそこで待ち合わせじゃ」

雷「一緒に行けば良い?そんなんじゃダメよ」

夕雲「待ち合わせするのがこいびと

 

109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 08:24:16.38 ID:oGfxTV100

夕雲「待ち合わせするのが恋人っぽくて良いんじゃ無いですか♪」

浦風「うーんとおめかしして行くけぇ、ちーとばかし待っててくれんかのう」

雷「大丈夫?私も一緒に付き添った方が良い?」

夕雲「雷さん?1人で行ってもらわ無いと。ね?」

雷「うう……まるで我が子を谷底に落とす気分だわ」

 

110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 08:29:32.89 ID:oGfxTV100

ホテル前

男「あれ?こんなとこで何やってんだ?って言うか一度あったら立て続けに会うな。ハッハッハッ」

男「平日の昼前からうろうろして、相変わらずパチンコばっかやってんだろ?」

男「お前、ほんとダメだな」

男「俺?俺はここのホテルに用があるんだよ」

男「前にこいつと結婚するって言っただろ。今日は有給とってブライダルフェアってやつに来たんだよ」

男「お前と違って額に汗水流して働く社会人だからな。有給だぞ有給。こうしていても給料はもらえるわけだ」

 

111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 08:32:55.20 ID:oGfxTV100

男「まぁ俺みたいな安月給でも付いてきてくれるこいつには感謝してるよ」

男「お前も働いて稼が無いと結婚どころか彼女もでき無いぞ?どうせまだ童て」

夕雲「提督、お待たせしました♪」

男「……ん?」

夕雲「提督の為に張り切っておしゃれしていたら遅くなってしまってごめんなさい……」

夕雲「あら、そちらの方はお知り合いですか?」

 

112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 08:36:34.56 ID:oGfxTV100

男「あっ、え……?おま……え?」

夕雲「初めまして」

男「あ、いや……おい、その腕に抱きついてるのは……その、か、彼女……じゃないよな?」

夕雲「彼女だなんてとんでもありません!」

男「で、ですよねー!さすがに無職のパチプーにこんな」

夕雲「私は提督の物ですから。そうよね、提督♪今日も一段と素敵だわ……♪」

 

114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 08:41:05.24 ID:oGfxTV100

男「物ですからって……」

夕雲「その通りの意味だけれど……提督の命令は絶対♪私はいつだって提督の思いのままに……」

男「で、でもこいつは無職ニートでパチンコ屋に入り浸ってるダメ人間なんだぞ!?」

夕雲「あら、それのどこがダメなのかしら?提督の代わりに私達が働けば良いだけでしょ?」

夕雲「提督は好きな様に生きて、たくさん甘えてくれれば良いんですから♪」

夕雲「私たちは提督に愛して頂けているならそれだけで満足だわ♪」

 

115: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 08:44:52.67 ID:oGfxTV100

夕雲「提督?夕雲の事、愛してくれていますか?」

夕雲「……ふふっ、赤くなって可愛いんだから。お買い物に付き合ってくれるお礼に帰ったらなんでもしてあげますね」

男「なんでも!?」

浦風「こらぁ!1人で何を好き勝手やっとるんじゃ!」

夕雲「あら、浦風さん」

浦風「提督さんはうちのもんじゃけぇ!」

男「!」

 

116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 08:51:05.32 ID:oGfxTV100

浦風「ん?どっかで見た顔じゃのう……」

男「ひ、人違ーー」

浦風「ああ、そうじゃ!確かもうすぐ結婚で束縛されるからその前に遊び倒すんじゃーとか言ってうちに声掛けてきた男じゃ」

男「ああああ!!!!」

浦風「心配せんでもちゃーんと断ったよー?うちは提督さん一筋じゃけえね?」

男「あ、あれは、会社近くのコンビニ前に毎日いたから、家出少女がなにかと思って、宿泊に家を使わせてあげようと……魔が差して!」

 

117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 08:58:03.34 ID:oGfxTV100

浦風「提督さん、はよー買い物行かんと遅くなってしまうけえ」

男「だ、だいたい君たちはなんなんだ!物とかなんとか」

夕雲「私達ですか?私達は艦娘ですけど」

男「艦娘?って、あの提督にしたがってどうこうって言う?マジでいたのか……」

浦風「当然じゃ」

男「はぁ……なら納得だわ。つまり部下に付き合わせてるだけみたいなもんだろ?俺はてっきり本当に好意を」

浦風「何を言っとるんじゃ。うちらは純粋に提督さんを好いとるだけじゃけえ」

夕雲「命令なんて無くたって愛していますから♪提督が望むなら喜んでなんだって……♪」

男「あああああ!」

 

118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 09:02:22.49 ID:oGfxTV100

男「そ、そうだ、俺はブライダルフェアに……」

どんっ!

雷「いったーい!」

男「ああ、ごめんね!大丈夫だった?」

雷「もう!おでこ赤くなったりしてないわよね!?」

男「だ、大丈夫だよ(パンツ欲しい。息でも良い)」

雷「怪我なんてして司令官に心配かけちゃったらどうするのよ。ぷんすか!」

男(ぷんすかー!!!!)

 

119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 09:07:05.02 ID:oGfxTV100

雷「司令官、待たせちゃってごめんね。暑かったわよね?水分補給する?何のみたい?」

浦風「じゃったらあっちの喫茶店に行ってみんかいのう」

夕雲「そうね……お二人はブライダルフェアにいらしたんですか?羨ましいわ♪」

浦風「提督さん、せっかくだしうちらも見て行く?」

雷「ダメよ。司令官は私と結婚して養ってあげるんだから!」

 

120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 09:15:00.93 ID:oGfxTV100

男「お、おい!なんか俺だけ浮気したみたいになってるけど!そっちは何人と浮気してるんだよ!」

夕雲「浮気?何を言っているのかしら?」

浦風「提督さんが艦娘全員に愛を注ぐのは当然じゃろ?」

雷「司令官はみんなを愛して、みんなは司令官を愛する。ギブアンドテイクよ!」

男「そんなうまい話があってたまるか!最後は結婚できる1人を争ってドロドロの戦いだろ!」

夕雲「別に1人を決めなくてもみんなと結婚すれば良いだけよね?」

浦風「提督さんに限り艦娘と一夫多妻制が認められとるけえね」

雷「指輪や書類は高価だけれど、そんなの私達が働いて稼げば良いだけよ!」

男「夢のハーレムランド……?ロリと合法に、なんでも……?」

男はその足で提督の試験を受けに行った。

女は提督の(着任中の)年収が数千万と聞いて男を追わず提督を探しに行った。

 

122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 09:22:57.76 ID:oGfxTV100

男「提督して鎮守府に着任したいのですが!」

係「はい。では現在こちらの鎮守府になりますがよろしいでしょうか?」

男「可愛い艦娘と暮らせるならどこでも!」

係「あとは初期艦娘ですがこちらからお選びください」

男(む……あの艦娘達はいないのか?)

男「すみません、夕雲?だったかな?あと浦風?とか言う艦娘はいますか?」

係「おっぱいビッグセブンですと10倍の初期費用がかかりますがよろしいですか?」

男「初期費用?10倍?」

係「はい、1隻10億になります」

 

124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/14(木) 09:26:54.90 ID:oGfxTV100

資格は名前と住所さえ書ければ取れる

鎮守府は空きがあれば無料で提供される

艦娘は戦いの末に新たな艦娘を発見した場合、手続きさえすればそのまま着任させて良い

ただし最初の艦娘は1億円~を払い購入しなければならない。

 

137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/17(日) 10:52:23.10 ID:xJB1zEH00

夕雲「提督、お買い物の前に少し待っていて貰っても良いでしょうか?」

夕雲「もう、そういう事を女性に聞くのは野暮ですよ?」

浦風「そうじゃそうじゃ。うちもちょっと行ってくるけぇ、まっとってね」

雷「だ、か、ら!そういう事を聞いちゃダメよ!本当に仕方ないんだから!」

雷「便に決まってるじゃない!」

夕雲「雷さん!?せめておトイレと言ってください!」

浦風「い、言っとくけど大じゃのうて小じゃけえ!」

 

138: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/17(日) 10:57:06.25 ID:xJB1zEH00

夕雲「まったく雷さんったら……」

夕雲「お待たせしちゃってごめんなさいね」

青葉「いえいえ!青葉も今来たばかりですから!今日はお一人なんですか?」

夕雲「ええ、雷さんと浦風さんは他の用があって」

青葉「そうでしたか!それにしてもこんな人気の無い裏路地で取引なんてなんだかワクワクしますねぇ!」

 

139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/17(日) 11:02:35.33 ID:xJB1zEH00

夕雲「今回のお仕事、本当に素晴らしかったわ♪」

青葉「恐縮です!」

夕雲「ターゲットの来る場所、用件、時間……おかげでスムーズにいきましたから」

青葉「えへへ」

夕雲「これは約束していた報酬です。変な事を頼んでごめんなさいね」

青葉「いえいえ、艦娘として自分の司令官をバカにされたと聞いては青葉も黙ってられませんから!それに下調べをしたら」

青葉「あれ?報酬間違っていませんか?」

夕雲「完璧な仕事でしたから。少し色を付けておきました♪」

 

141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/17(日) 11:08:04.72 ID:xJB1zEH00

青葉「ありがとうございます!これで新しいキャメラを買えますよ~♪」

青葉「それでは青葉はこれで!」

夕雲「……青葉さん、その前に1つ良いかしら?」

青葉「なんでしょうか?」

夕雲「今回の仕事、しっかり下調べをした青葉さんなら私達の事も色々知ってしまいましたよね?」

青葉「青葉が知っているのは御三方が何故か司令官と街で暮らしている事くらいですね」

夕雲「そうですか」

 

142: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/17(日) 11:12:42.52 ID:xJB1zEH00

夕雲「今回私達はわざわざ面識の無い鎮守府のあなたに仕事を依頼したのは」

青葉「自分の鎮守府にいる青葉には頼めないような事情があるからですよね」

夕雲「察しがよくて助かるわ。そんな察しの良いあなたなら分かってるとは思うのだけど……」

夕雲「今回の依頼や私達の事は全て綺麗に忘れていただけませんか?」

青葉「青葉達は会ってもいないしお互い何も知らないと、そういう事ですね」

 

143: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/17(日) 11:16:38.11 ID:xJB1zEH00

夕雲「それも込みで報酬の上乗せですから♪」

青葉「うーん……会った事をなかった事に、それは出来ませんね。青葉もジャーナリストですから」

夕雲「そう、残念だわ」

青葉「ですが会った事、依頼内容、それを絶対に口外しない自信はあります!青葉はジャーナリストですから!」

青葉「クライアントさんの秘密を漏らすなんて事は絶対にしません!」

 

144: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/17(日) 11:23:10.14 ID:xJB1zEH00

夕雲「じゃあ私達の事を必要以上に詮索したりもしないでくれるのかしら?」

青葉「命をかけるジャーナリストを青葉は目指していませんから。あくまで青葉は艦娘、命をかけるなら海の上です」

青葉「こんな趣味の様な仕事でもやっているとわかる事があるんです。何処までが趣味の範囲で、何処からが命がけなのか」

青葉「おそらくですがこれ以上夕雲さん達の事を詮索するのは命がけ……それは青葉の仕事ではありません」

青葉「なので青葉が知っている事は何故か街で3人の艦娘と暮らしている司令官がいるという事だけ」

青葉「そして報酬を頂いた以上絶対に口外する事はありません」

 

146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/17(日) 11:26:16.73 ID:xJB1zEH00

夕雲「……なら安心ね♪あなたを信用するわ」

青葉「はい!信用第一ですから!」

夕雲「また何か調べ物があるときはお願いするわね♪」

青葉「はい!では失礼します!」

夕雲「……」

浦風「行かしてしもうて良かったんか?」

雷「大丈夫かしら」

 

147: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/17(日) 11:33:03.80 ID:xJB1zEH00

夕雲「あの青葉さんならきっと大丈夫だわ」

浦風「まぁうちらの秘密をネタに揺すってきたりはせんかったしのう」

雷「でも100%信用して大丈夫なのかしら?」

夕雲「雷さんは心配性なんだから♪あの青葉さんは嘘なんて付いていませんよ」

夕雲「じっくり目を見て話せば大体分かりますから。その人の事が」

浦風「確かに……瞬き1つせずずっと目を見て話しとったな。見てるこっちが強かったわ……」

 

148: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/17(日) 11:37:50.86 ID:xJB1zEH00

夕雲「ともあれ良かったじゃ無いですか。これで私達も裏路地に供える花束を買わずに済んだんですから……」

雷「そうね。なるべくならそんな事したくなかったし」

浦風「さぁはよう提督さんの所に帰らんと!まちぼうけとるはずじゃけえ」

夕雲「そうね。雷さんがあんな事言ったからあまり長いと変な勘違いされちゃうわ」

雷「しれーかーん、お待たせ……」

霞「だーかーらぁー!なんであんたがこんなとこにいるのか聞いてんのよ!!無事なら無事って……はぁ?なんで私が泣くのよこのクズ!泣いて、なんか……ないわよ……」

雷「はわわ……」

 

157: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/18(月) 14:03:08.59 ID:r9fmwQA90

霞「ほら!さっさと帰るわよ!だいたい今まで何してたのよ!」

霞「はあ!?パチンコ?競馬??あんたそれ本気で言ってるんじゃないでしょうね!?」

霞「クズが本当のクズになってどうすんのよ!このクズ!!」

浦風「あ、あのー……ちょっとええかのう……」

霞「なによ!こっちはいま大事な話…………あ、あんた達まで!」

雷「や、やっほー!なんちゃってー……」

 

158: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/18(月) 14:09:28.72 ID:r9fmwQA90

霞「あんた達もなんの連絡も無く今まで何やってたのよ!みんな心配してるのよ!」

夕雲「そういう霞さんこそこんな所で何をしているのかしら♪」

霞「私は別になんだって良いの!さ、散歩よ散歩!」

浦風「散歩で他県まで来たんかのう」

霞「仕方ないでしょ!県内はもう散歩し尽くしたんだから!」

雷「つまり県内ではもう司令官を探し回ったって訳ね!」

霞「うるさいわね!!」

夕雲「あらあら♪」

 

159: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/18(月) 14:13:40.54 ID:r9fmwQA90

霞「はぁ……どうせあんた達もこのクズを探し回ってここまで来たんでしょ。続きは帰ってから聞くわ」

雷「あんた達も……って事は自分が探し回ってたって認めたのね」

浦風「そうじゃな」

霞「あんたたちねぇー……!」

夕雲「でも私達は提督を探し回ってここへ辿り着いた訳じゃないのよね♪」

霞「じゃあなんでこんな所にいるのよ?」

夕雲「それは……私達が提督を誘拐したから♪」

霞「誘拐!?」

 

160: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/18(月) 14:19:10.59 ID:r9fmwQA90

霞「誘拐って……何考えてんのよ」

夕雲「そんなに怖い顔をしないでくれるかしら」

霞「もともとこういう顔なのよ。悪かったわね」

夕雲「……霞さんは今までの提督で満足していたんですか?」

霞「なんで私がこのクズで満足しなきゃいけないのよ」

夕雲「若くて仕事も出来て軍上層部からも期待されている。そんな提督の元に着任できて満足だった?」

霞「だから別に満足してないって言ってるでしょ!」

 

161: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/18(月) 14:25:43.49 ID:r9fmwQA90

夕雲「将来が約束されたような提督は言わば豪華客船。みんな居心地良いはずよね」

夕雲「でも私達は違うの。私達が欲しいのは豪華客船なんかじゃ無くて木の板なのよ」

霞「はぁ?」

夕雲「なんの役にも立たなさそうな木の板を私たちの手で船に仕上げるの」

浦風「1人じゃなんにも出来ん提督さんをうちらがお世話しながら立派な提督に育成するんじゃ」

雷「雷は別に立派に育たなくても一生育成してあげるわ!はぁはぁ……♪」

 

162: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/18(月) 14:30:02.05 ID:r9fmwQA90

霞「あ、あんた達頭おかしいんじゃないの……?」

夕雲「そうでしょうか?」

霞「とにかくこのクズは私が連れて行くわ!ほら、立ちなさい!!はやく!!」

浦風「こらこら、そんな乱暴に言うても立てる訳ないじゃろ」

雷「はい司令官、雷の手につかまって」

霞「どんだけ甘やかしてんのよ……」

夕雲「あら、お腹がすいたの?大変、お昼にしましょ♪」

霞「はあ!?」

 

163: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/18(月) 14:32:52.76 ID:r9fmwQA90

夕雲「提督、お手拭きをどうぞ」

雷「じゃーん♪腕によりをかけたお弁当よ!」

浦風「喉が渇いた?すぐにお茶をいれるけぇ」

霞「あんた達……」

夕雲「まあまあ、腹が減っては戦は出来ぬと言いますから♪」

霞「……食べたらさっさと帰るわよ」

 

164: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/18(月) 14:39:23.95 ID:r9fmwQA90

浦風「はい、提督さん。あーん。どう?美味しいじゃろ?」

雷「雷の作ったこっちの方が美味しいんだから!司令官、あーん」

夕雲「ほらほら、そんなに急いで口に入れたら提督が困っちゃうでしょ?」

霞「…………」

浦風「なんじゃ?提督さん睨みつけてばっかりおらんと弁当食べんさい」

夕雲「遠慮せずどうぞ♪」

 

165: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/18(月) 14:46:36.94 ID:r9fmwQA90

霞「ちょっと、このクズの口元にソースが付いてるわよ」

雷「もう司令官ったら、こっち向」

夕雲「雷さん、ちょっとまって」

雷「?」

夕雲「ごめんなさい、霞さんの方が近いし拭いてあげてくれないかしら?」

霞「はあ?なんで私がそんな事……それくらい自分で拭きなさいよ、このクズ!」

 

166: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/18(月) 14:52:09.41 ID:r9fmwQA90

夕雲「今の提督はそんな身だしなみなんて気にならない程ダメになってますから無理ですよ?」

浦風「まぁ一度くらいかまわんじゃろ?はようせんと帰るに帰れんよ?」

霞「ほんっと……クズダメ司令官なんだから……」

霞「帰ったらタダじゃおかないわ!」

フキフキ…

霞「まったく、どんだけ手のかかる…………」

霞「な、なに笑ってるのよ。はぁ?ありがとうなんて……そんな事言ってないでこれくらい自分で……」

トゥンク…

霞「ああもう見てらんない!かしなさい!食べさせ方が下手だから口にソースが付くのよ!」

霞「ほら!食べるの?食べないの!?はっきりしなさいな!食べるならもっと口を大きく開ける!」

霞「こら!ちゃんと噛んで食べなきゃダメでしょ!ほんっと何にも出来ないんだから!お茶?ちょっと待ちなさい!」

 

188: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/19(火) 14:39:52.75 ID:yy28DdVp0

霞「食べ終わったわね」

霞「さあ帰るわよ!」

雷「ちょっとまって!これから私達はお買い物に行く約束なのよ!」

霞「そんなの帰ってからでいいでしょ?」

浦風「まぁ買い物と言って提督さんを連れ出すのが目的だったんじゃが……」

夕雲「雷さんは買い物を楽しみにしてましたからね」

霞「はぁ……わかったわよ。そのかわりはやく済ませなさい。まったく、あんまりクズからお金巻き上げるんじゃないわよ」

 

189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/19(火) 14:43:14.29 ID:yy28DdVp0

雷「この服なんて素敵じゃない?ね?ね?」

浦風「ほーらぁ、突っ立っとらんで試着じゃ。試着」

夕雲「お荷物は私が預かってますね」

雷「やっぱり似合うわ!それにしましょ!」

雷「えっ?高い?もう、司令官がそんな事気にしちゃダメよ!」

浦風「そうじゃ。提督さんは遠慮なんてしたらいけんよ?」

夕雲「私たちの事は財布と思ってくださいね♪」

霞「……」

 

190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/19(火) 14:47:27.02 ID:yy28DdVp0

雷「他に欲しいものは無い?なんでもおねだりして良いのよ?」

浦風「次は帽子なんてどうじゃ?」

夕雲「あら、提督は少しお疲れみたい。座って休憩しますか?」

雷「ごめんなさい……私達がお買い物につき合わせちゃったから……」

浦風「そうじゃな。ちょっとはしゃぎ過ぎたかもしれんのう」

夕雲「提督にプレゼントを買えるのが嬉しくてつい……ごめんなさいね。提督のペースもあるのに……」

 

191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/19(火) 14:51:48.49 ID:yy28DdVp0

雷「…………」シュン…

雷「……ふぇ?アイスクリーム?アイスクリームが食べたいの?」

雷「わかったわ!じゃあこの雷が司令官にアイスクリームをご馳走しちゃうんだから!」

夕雲「提督ったら、気を使って雷さんに甘えてくれたのね。なんて優しいのかしら」

浦風「うちらは提督さんに気を使わせっぱなしじゃな。少しは提督さんを見習わんと」

夕雲「そんな優しい提督にはご褒美をあげなくちゃいけないわね♪」

夕雲「あの……なんだったかしら?ゲーム機を買ってあげましょ♪」

 

192: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/19(火) 14:58:27.91 ID:yy28DdVp0

浦風「はぁ~、楽しかったけど流石に疲れた」

雷「やっぱり家が1番落ち着くわね」

夕雲「ふふっ、まるで旅行から帰ってきたみたいなセリフね」

霞「ちょっとちょっと!買い物が終わったら帰る約束でしょ!!」

雷「へ?だから帰ってきたじゃ無い」

霞「帰ってきたって……私は鎮守府に帰るって言ったのよ!なんで普通のマンションに帰ってきてるのよ!」

 

194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/19(火) 15:02:16.81 ID:yy28DdVp0

雷「普通じゃ無いマンションなんてあるの?」

霞「そうね。なぜかドアの外にごついナンキン錠があったあたりココも普通じゃ無いわね」

夕雲「あれは前に住んでた人がつけたんじゃ無いですか?今は使ってませんから♪」

霞「とにかく私はこのクズを連れて鎮守府に帰るわ。あなた達も来なさい」

浦風「まぁまぁ、そう焦らんでもええじゃろ?」

霞「そう。だったらこいつだけでも連れて帰るわ」

 

195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/19(火) 15:07:22.88 ID:yy28DdVp0

夕雲「待ってください。本当にその提督を連れ帰るおつもりですか?」

霞「その為に私はここまで来たのよ」

雷「やっぱり司令官を探してここまで来たのね!」

霞「……」

夕雲「霞さんは今の提督を受け入れてくれましたけど……他のみなさんはどうでしょうか?」

霞「……」

 

196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/19(火) 15:10:57.23 ID:yy28DdVp0

夕雲「以前の提督を慕い尊敬していた艦娘は沢山いると思います」

夕雲「仕事も出来て人望も厚く、艦娘達の憧れでもありましたからね」

夕雲「その提督が今や1人で何もできないようなこの状態」

浦風(まぁうちらがそうしたんじゃが……)

夕雲「その姿を見て艦娘達はどう思うかしら?失望……する艦娘も多々現れるでしょうね」

霞「……」

 

197: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/19(火) 15:16:18.16 ID:yy28DdVp0

夕雲「何もできない提督への不満、苛立ち……以前を知っているだけにきっと陰口を叩くかたも現れる筈です」

霞「陰口……」

夕雲「やがてその声は提督の耳にも入り、戦果が思わしくなければ更に上層へ」

夕雲「仕事が出来なければ降格。やがて追い詰められた提督は切腹自ーー」

霞「やめて!!」

夕雲「そうならない為にも今提督を鎮守府に帰すのは良く無いかと♪」

浦風(こわいわぁ……)

 

198: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/19(火) 15:18:29.99 ID:yy28DdVp0

霞「つまりこのクズを元通りにしてから連れ帰ればいいんでしょ!」

夕雲「はい♪」

霞「わかったわ。私もしばらくココに住ませてもらうから」

夕雲「賑やかになってうれしいわ♪」

浦風「ちょ、ちょっとええか」

夕雲「なんでしょう?」

 

199: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/19(火) 15:23:40.82 ID:yy28DdVp0

浦風「あんな事言うてよかったんか?提督さんを元に戻すって……」

夕雲「大丈夫ですよ。最初はああ言ってても霞さんは我々と同じ気持ちになる筈です」

夕雲「あんなに愛らしい提督を元に戻そうなんて思う筈がありませんから♪」

浦風「そうか。ならええんじゃが……うちらの計画はまだ道半ばじゃけえ……」

夕雲「ええ、私達の目的は提督をもっともっと私たちに依存させ、私達が無しでは生きていけなくする事……」

浦風「そして幼児化……食事も今の食事から最終的には母乳へ」

夕雲「私たちの祈願。提督授乳育成計画……必ず成功させるわ」

 

224: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 00:35:29.14 ID:ZngqHjqD0

浦風「それで?これからどないするんじゃ?」

夕雲「まずは今の提督の魅力に気づいてもらえるよう霞さんに提督のお世話をお願いしましょう」

雷「みんなー、夕飯の準備ができたわよー!」

浦風「ああ、すまんのう。台所を任せっきりじゃったな」

雷「もう浦風ったら!もーっと私に頼っていいのよ!」

 

225: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 00:38:01.93 ID:ZngqHjqD0

雷「じゃあ司令官には私が食べさせてあげるわね!」

夕雲「待って。今日は霞さんにお願いしましょ♪」

雷「ええーっ!雷がするつもりだったのに……」

夕雲「雷さん、ちょっと」

かくかくしかじか…

雷「そういう事……なら仕方ないわね」

 

226: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 00:44:32.41 ID:ZngqHjqD0

霞「私がクズの世話係?」

夕雲「今の提督は1人で食事できませんから」

浦風「口を開けとったら勝手に入れてもらえると思っとるけぇな」

霞「どんだけダラけてんのよ」

霞「あんたもあーんじゃない!じぶんではしもって

 

234: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 08:40:55.47 ID:ZngqHjqD0

霞「自分で食べなさい」

霞「なによその顔は。文句あるの?」

雷「ちょっと、そんな事言っちゃかわいそうじゃない!」

霞「あんた達が甘やかしすぎなのよ」

浦風「夕雲、ほんとに大丈夫な……夕雲?」

夕雲「ハアァ……♪かわいそうな提督……でもあの助けを求める子犬のような目……なんだかゾクゾクしちゃうわ……♪」

 

235: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 08:45:55.86 ID:ZngqHjqD0

霞「ほら、箸持ちなさい」

霞「…………ああそう、じゃあ仕方ないわね。私が食べさせてあげるわ」

雷「あっ、それは私達ようのだから司令官は食べないわよ!」

霞「ほら、口を開けなさい。はぁ?なにが食べたくないよ?」

夕雲「霞さん、提督は人参が苦手ですから……」

霞「知ってるわよ。いい大人が好き嫌いするなって言ってるのー……よ!」

浦風「ああ、そんな無理やり……提督さんがかわいそうじゃ……」

 

236: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 08:51:41.06 ID:ZngqHjqD0

霞「よく噛んで食べるのよ。こら、鼻つまんで食べるな!農家さんに失礼でしょうが!」

霞「まったく。なんて顔して食べてんのよ」

雷「あれ?司令官の険しい顔がだんだん元に……」

霞「どうせ子供の頃苦手だったから、大人になっても食わず嫌いだったんでしょ。歳とれば味覚も変わるのよ」

夕雲「これからは人参もメニューに入れなくちゃいけませんね♪」

霞「はぁ?人参入れられても平気だから食べさせてくれ?甘えてんじゃないわよ!」

 

238: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 08:58:31.97 ID:ZngqHjqD0

霞「ごちそうさまでした。みんな料理上手なのね。今度教えてもらおうかしら」

夕雲「お粗末様です♪私達は片付けがありますから提督のお世話をお願いします」

霞「むしろこいつにも片付けさせなさいよ」

雷「そんな重労働を提督に強いるなんて可哀想よ!」

霞「重労働って……わかったわよ。何もしないけど」

浦風「何もせん言うちょったけどええんか?」

夕雲「大丈夫です。提督は食後必ず膝枕で横になりますから♪」

浦風「なるほど。確かにあの上から見下ろす角度からおでこや頭を撫でたくならん艦娘なんておらんのう!」

夕雲「いずれはそのまま頭を少し持ち上げ前かがみになって授乳を……♪」

雷「私はそうとう前かがみにならないと届かない気がするんだけど」

 

240: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 09:07:49.82 ID:ZngqHjqD0

浦風「さてさて、霞は欲望に屈して頭を撫でとるかのう」ソ-…

霞「はあ?膝枕?何バカな事言ってんのよ。食べてすぐ横になったら牛になるわよ」

霞「ああそう、じゃあ勝手にしなさい」

霞「何嬉しそうな顔してんのよ。言っとくけど食べてすぐ横になったら」

霞「バカ、牛の話じゃないわよ。本当に牛になる事はないけど逆流性食道炎になるかもしれないわよ」

霞「胃から逆流した胃酸があんたの食道に炎症を起こすの。胸や背中の痛みに加えて吐き気……口に胃酸が溢れてきて酸っぱく感じたりもするわね」

霞「そうなれば口臭も酷くなってみんなあんたを避けてひとりぼっち。そしたら1人で生きて行けるの?」

霞「無理でしょ。じゃあしばらく座ってなさい」

 

241: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 09:14:55.96 ID:ZngqHjqD0

夕雲「遅くなりました♪どうですか提督を見下ろす絶景ポイン……」

霞「そう、肩の力は抜く!こら!また猫背になってる!」

雷「な、なにしてるの……?」

霞「あ、全部任せちゃって悪かったわね。今せっかくだからインナーマッスルってのをちょっとね」

霞「そうだ、おトイレはどこにあるの?ちょっと借りるわね」

雷「司令官、大丈夫?怖くなかった?」

夕雲「提督の大好きな夕雲の匂いですよ?」パフパフ

浦風「食後のデザート代わりにミルク飲んでもええんよ?」パフパフ

雷「ちょ、ちょっと2人ともずるい!雷だって計画が成功する頃にはバインバインなんだから!」

 

242: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 09:21:38.70 ID:ZngqHjqD0

霞「トイレまで自動で流れるなんてどこまであのクズを甘やかす……って何してんのよ!」

夕雲「長い間提督から離れていたので提督成分の補給を♪」

浦風「提督さんはこうやって挟まれるのがすきじゃけえ♪」

霞「やめなさい!雷がかわいそうでしょ!」

雷「よ、よけいなお世話よ!霞だって似たような……ちょちょちょちょ、ちょっとしか変わらないじゃない!」

霞「心配しなくても雷だってすぐ大きくなるわよ」

雷「ほんと……?」

霞「…………多分(長女があれなだけに)」

 

243: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 09:27:53.81 ID:ZngqHjqD0

夕雲「さてと、それじゃあお風呂にしましょうか」

浦風「今日は金曜日じゃけえうちの番じゃね!」

霞「えっ……毎日入らないの……?」

浦風「ちがうちがう!お風呂はもちろん毎日入りよるよ!」

夕雲「提督をお風呂に入れる順番を決めているんですよ♪」

雷「月木が私で、火金が浦風、水土が夕雲。日曜日は少し狭いけどみんなで入ってるのよ!」

霞「……」

 

244: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 09:33:42.42 ID:ZngqHjqD0

夕雲「霞さんも来たから振り分けを変えなきゃダメね」

霞「何言ってんのよ。今日からお風呂は1人で入りなさい」

雷「ええー!そんな事したら誰が頭洗ったり身体洗ったりするのよ!」

霞「そんなの睦月型のみんなだって1人で出来るわよ!」

浦風「文月はいつもシャンプーハット付けて菊月に洗ってもらっとたけど」

霞「あ、あれは特例よ!とにかくクズ司令官は大人なんだから1人で入りなさい!艦娘だって重巡とか戦艦とかはそうでしょ!」

夕雲「でもポーラさんはいつもザラさんに髪を洗ってもらっていたような」

霞「あれは特例よ!あと利根さんたちも特例だから!」

 

245: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 09:41:21.28 ID:ZngqHjqD0

浦風「はぁ……シャワーの音が空いのう……」

雷「お風呂場で溺れていないか心配だわ」

夕雲「今はただ提督を信じるしか……そうだわ、お風呂上りにフルーツ牛乳を用意してあげましょ♪」

雷「良いわね!コンビニまで行って帰ってきたらちょうど良い時間じゃないかしら!」

霞「そんなの水飲ませとけば良いのよ」

夕雲「まあまあ♪私達もお風呂上りに飲みたいですから♪」

浦風「ちょっと行ってくるけえ留守番お願いするわぁ」

霞「ちょっと待ちなさい!」

雷「なによ、フルーツ牛乳くらい良いでしょ?」

霞「もう暗いんだから。はい、ペンライト。車には気をつけるのよ」

雷「あ、ありがと……」キュン…

 

246: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 09:45:38.12 ID:ZngqHjqD0

霞「はぁ……ほんとみんな世話焼きなんだから」

霞「…………あっ」

ガチャッ…

霞「やっぱり。なんでもう出ようとしてるのよ」

霞「身体とか髪は洗ったの?……嘘言うんじゃないわよ。髪が濡れてないじゃない」

霞「身体も……スンスンッ、なんだか汗臭いわね。やり直し」

霞「ほら!さっさと入る!!まったくもう……」

霞「ほんっっっと世話が焼けるんだから」

 

247: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/22(金) 09:51:44.06 ID:ZngqHjqD0

霞「入るわよ」

霞「何よ。お風呂に入るんだから脱ぐに決まってんでしょ」

霞「言っとくけど私はみんなみたいにあんたの髪や身体を洗いに来たんじゃないの。見張りに来ただけだなんだから!」

霞「わかったらさっさと髪を洗う!ほらシャンプー!」

霞「ちゃんと手で泡立ててから!洗い方が雑!もう、仕方ないわねぇ!ちょっと手をどけて!」

霞「良い?こう、わかった?ちゃんと聞いてんの?気持ち良いじゃなくて!ほら自分でしなさい!」

 

259: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/25(月) 00:31:23.60 ID:kECciglr0

霞「頭洗って体洗ったら歯も磨いときなさい」

霞「どうせ後まわしにしたら面倒くさくなってしないでしょ」

霞「くちごたえしない!」

霞「……」

霞「ちょっと、なにうがいしてんのよ」

霞「そんな撫でる程度でハミガキしたつもりなの?いい加減にしてよ。やり直し」

 

260: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/25(月) 00:36:36.98 ID:kECciglr0

霞「…………だーめ。やり直し」

霞「まったく、もう良いわ。私がやってあげる。ほら口開けなさい」

霞「はあ?痛くするに決まってんでしょ!ほら!さっさと開けなさいよ!!」

霞「逆らうなんて生意気じゃない……頭のてっぺんまでお湯につけるわよ?」

霞「……はぁ、さっきのは冗談よ。別にそんな痛くしないから早くしてったら」

霞「だから痛くしないってば!そんなに心配なら手でも握っててあげるから」

霞「はい、あーん」

霞「そうそう……フフッ」

霞「悲鳴をあげなさい!豚のような!!」

 

262: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/25(月) 00:42:02.99 ID:kECciglr0

夕雲「あら提督、やっとお風呂からあがったんですね。フルーツ牛乳……きゃあぁぁぁー!」

浦風「なんじゃ大声出して!?フルーツ牛乳なら」

夕雲「て、提督の口から……血があんなに……」ふらっ…

雷「ど、どうしたの!?救急車!救急車よばなきゃ!」

浦風「それよりもまずは止血じゃ!アロンアルファか木工用ボンドを」

霞「大袈裟ね。歯を磨いてやったらちょっと血が出ただけよ」

夕雲「か、霞さんが私達のいない間に提督とお風呂に」パタリ…

 

263: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/25(月) 00:46:33.35 ID:kECciglr0

霞「普段からしっかり歯を磨かないからそんなに血が出たのよ」

霞「それくらいじゃ死なないから安心しなさい」

雷「司令官、私の血を飲んで!輸血よ!すぐに手首切って血をあげるから!」

浦風「それならうちに任せとき!今ちょうど生」

夕雲「2人とも落ち着いて。血液型の問題というか私達の血のようなオイルを提督に混ぜるなんて危険……提督の血と私達の血が混ざる……?ハァハァ……」

霞「悪い血が出てるだけだから心配いらないわよ」

 

264: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/25(月) 00:49:06.04 ID:kECciglr0

夕雲「そうだわ!フルーツ牛乳を買ってきたの。これで口直しを」

霞「ダメよ。せっかく歯を磨いたのに」

雷「私たちだってせっかくフルーツ牛乳を買ってきたのに!」

霞「別に飲んでも良いけどまたハミガキよ?もちろん私がしてあげるわ」

浦風「なんて酷いことを……」

霞「虫歯になって歯茎切ったりえぐられたりされるよりマシでしょ」

 

267: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/25(月) 00:52:54.46 ID:kECciglr0

夕雲「提督、本当にお水で良いの?」

雷「我慢しなくても良いのよ?もし虫歯になって歯がなくなったら雷の歯を全部あげるわ!」

霞「そんなのもらってどうすんのよ……」

浦風「とりあえず今日はもう寝るかのう」

夕雲「霞さんにはこの部屋を使ってもらうわね。丁度一部屋空いててよかったわ」

霞「一部屋空いてたって……リビングと別に部屋は4つしかないわよ?ここはこのクズの部屋じゃないの?」

夕雲「いえ、提督は毎日私たちと寝ていますから♪」

 

268: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/25(月) 00:56:57.71 ID:kECciglr0

夕雲「毎晩私たちが部屋に入って」

雷「その日一緒に寝たい艦娘を司令官が選んだら部屋で一緒に寝るの!」

浦風「誰の部屋に来ても恨みっこなしってルールじゃけど……提督さんは優しいから満遍なく交代交代で回ってくれとるんよ♪」

霞「あっそ。それなら遠慮なく部屋使わせてもらうわ」

夕雲「それではおやすみなさい♪」

 

269: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/25(月) 01:02:24.13 ID:kECciglr0

夕雲「今日は霞さんに随分教育されちゃったからこの部屋でたっぷり甘えたいにきまってるわよね♪」

雷「今日はあんまり司令官とお話できなかったしきっとこの部屋にくるに決まってるんだから!」

浦風「今日はあんまりパフパフしてやれんかったけぇ、きっとうちの部屋でパフパフおねだりするに決まっとるんじゃ」

夕雲「おかしいわね……もしかして雷さんが危うい発言ばかりしていたから心配でそっちに行っちゃったのかしら……夕雲寂しいわ」

雷「司令官ったら……もしかしてやっぱり胸がペタンコで私じゃパフパフできないから浦風さんの所へ……?」

浦風「うーん……やっぱり今日はひどい目にあっとったし夕雲の部屋で甘えとるんかのう」

霞「で?なんでこの部屋にくるのよ?マゾなの?」

 

270: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/25(月) 01:07:56.44 ID:kECciglr0

霞「あのねぇ……私は疲れてるんだけど。用があるなら明日にしてちょうだい」

霞「はあ?一緒に寝たい?何をどうしたらそんな気になるのよ。叱られて痛い目にあわされて」

霞「……私がお母さんみたい?あんた頭おかしいんじゃないの?」

霞「だいたいなんで母親みたいなら一緒に寝たいのよ?もしかしてマザコン?良い歳して気持ち悪いわねぇ……」

霞「え?あ、そう……あんたが子供の時に……」

霞「それで母親の……その、愛情みたいなのに憧れてる?なら夕雲とか浦風とか雷で良いでしょ」

霞「なんで私なのよ。だいたい駆逐艦に母性求められても……そう言うのは鳳翔さんとかに……」

 

271: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/25(月) 01:12:38.30 ID:kECciglr0

霞「そ、そんな目で見ないでよ!このクズ!!」

霞「だいたいあんたは仕事もできて人付き合いも完璧で艦娘全員から好かれてるような完璧人間でしょ!」

霞「そんな奴にこんな事言われてそんな目で頼まれちゃったら……」

霞「わ、私は、あんたのお母さんじゃないし母性みたいなのもないし……」

霞「でも……そうね、今日だけなら特別に良いわよ」

霞「何がって、だからその……添い寝くらいならしてあげるって言ってんの」

霞「ほら、私の気が変わらない内にさっさと入れば?ほんっともう……クズ司令官なんだから」

 

272: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/25(月) 01:19:28.53 ID:kECciglr0

霞「あんた毎日こんな風にしてみんなと寝てたの?そのうち憲兵に捕まるわよ?」

霞「はあ?同じシャンプーどボディーソープ使って一緒にお風呂入ったんだから匂いなんて同じでしょ」

霞「だいたい柔らかい匂いってなによ。意味わかんないったら」

霞「そんな事よりさっさと元に戻して鎮守府へ帰るわよ」

霞「あんたがこんなままじゃ帰るに帰れないんだから。手間かけさせないでよね」

霞「ちょっと聞いてるの?ねぇっ……なんだ、もう寝ちゃったの?」

霞「はぁ、手のかかる子供みたいになっちゃって。先が思いやられるわ」

霞「ほんとに…………」キョロキョロ…

霞「霞ママの事……好き?」

霞「……フフッ、なに寝ながら返事してんのよ。ばーか」

 

273: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/25(月) 01:20:40.97 ID:kECciglr0
鎮守府にレアポケモンがいてそれをゲットしたいがために鎮守府へ帰るエンディングまで頑張って書かなきゃね

 

295: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/31(日) 23:48:11.10 ID:EmBdlv0A0

夕雲「ん、んん~……。おはようございます提……」

夕雲「ちょ、ちょっと!!いい加減にしてください!!」

雷「うーん……どうしたのよ……うとうと」

夕雲「うとうと言ってる場合じゃありません!犯人は雷さんですか!?」

雷「犯人?何のことかしらないけど私じゃないわよ?」

浦風「どないしたんじゃ、大きな声出して」

夕雲「じゃあ浦風さんかしら?」

 

296: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/31(日) 23:51:47.20 ID:EmBdlv0A0

夕雲「2人とも、あの日……桃園で結んだ誓いは忘れていないわよね?」

雷「誓いなんてしたかしら……?」

浦風「とりあえず二度寝してもええかのう」

夕雲「二度寝するなら提督をここに寝かせてからにしてください!」

雷「司令官を?……あっ、あー!ちょっと、どういう事なのよ!!」

浦風「それはこっちのセリフじゃ!犯人はどっちかはよう白状せんか!」

 

297: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/31(日) 23:58:11.29 ID:EmBdlv0A0

夕雲、浦風、雷の誓い

就寝時は提督をリビングに残し、それぞれの部屋の扉を閉めなくてはいけない。

提督はその日、一緒に寝たい艦娘の部屋に入る。

自分の部屋に来たからと言って翌朝に自慢してはいけない。各々の胸にしまう事。

提督が部屋に来た艦娘は提督を寝かしつけ、朝5時半までにリビングのソファーへ寝かし移す。

朝6時に起床、リビングで眠る提督を起こす。

 

298: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 00:02:30.13 ID:otrqyyoN0

夕雲「昨日提督は私の部屋にいらっしゃらなかったの。夕雲、とっても寂しかったわ」

夕雲「だから朝一番に提督のお顔を見に来たら……誓いを破り捨てたおバカさんはどちらかしら?」

浦風「うちの部屋にもきとらんけぇ、犯人は……」

雷「わ、私でもないわよ!こう言うのは言い出しっぺが犯人だったりするのよ!」

浦風「もしかして霞の部屋で寝よるんちがうかのう……」

夕雲「何言ってるんですか!あれだけ酷い目にあわされて一緒に寝るなんてありえ」

霞「もう、朝からうるさいわねぇ……ふぁー」

 

299: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 00:08:55.06 ID:otrqyyoN0

夕雲「これが大声を出さずにいられますか!」

霞「しぃーっ。あのクズが起きちゃうわよ?」

雷「はわわ……」

霞「あー、肩こるわね……あのクズ、夜中にム目を覚ましたと思ったら腕枕じゃないと寝れないとか甘えんじゃないわよ」

浦風「ああああ……」

霞「って言うか、寝てる最中もやたら頭をこすりつけてくるし。猫かっての」

 

304: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 00:07:37.75 ID:+EoPYR6K0

数日後……

夕雲「お、おはようございます……」

浦風「なんじゃ、元気無さそうな顔して……」

雷「そんなんじゃ、ダメよ……」

夕雲「はぁ……。あれからもう何日経つのかしら」

浦風「霞ちゃんが来てからうちの部屋には一度もこんようになってしまったのう……」

雷「私も……」

 

305: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 00:11:17.94 ID:+EoPYR6K0

霞「ほら、さっさと顔洗って着替える!どうして毎日毎日言われないと出来ないのよ!このクズ!」

夕雲「提督はもう起きて顔を洗っているのね」

浦風「堕落とは正反対の規則正しい生活……」

雷「このままじゃ司令官がダメな大人じゃなくなっちゃうわ」

 

310: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 08:13:02.59 ID:+EoPYR6K0

夕雲「提督、今日こそはパチンコへ行ってきてくださいね♪」

浦風「買ったら甘い物でも期待しとるけぇ」

霞「ダーメーよ!そんな事してたらダメになっちゃうんだから」

雷「それで良……じゃなくて、司令官に我慢させてちゃ可愛そうじゃない!」

霞「別に我慢なんてしてないわよね?」

 

311: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 08:15:39.82 ID:+EoPYR6K0

霞「……ほら。って言うかその言い方は止めなさいよ!気持ち悪いったら!」

夕雲「そんな……パチンコより霞さんと一緒にいたいだなんて……」

浦風「なんか今、霞ママって言いよった気が……」

雷「おっぱいのない駆逐艦でもママに……?」

 

312: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 08:19:02.15 ID:+EoPYR6K0

緊急会議

夕雲「確かに私は霞さんを提督に溺れさせる為に色々と黙認してきたわ」

夕雲「でも流石に、ねぇ……」

浦風「うちには提督さんが霞ちゃんに溺れとるようにしかみえんのう……」

雷「雷だって司令官に溺れてもらいたいのに!」

夕雲「これ以上提督と霞ちゃんだけが仲良くなると私達の計画に支障を来しかねないわ」

 

313: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 08:24:35.55 ID:+EoPYR6K0

夕雲「霞さんが提督と一気に距離を縮めた理由はただ一つ……」

浦風「提督さんと一緒におる時間の長さじゃな」

雷「確かに私達がお仕事へ行ってる間、霞は1人で司令官の面倒をみているわね」

夕雲「初めは提督との距離を縮めるのにちょうどいいと思っていたけど甘かったわ……」

浦風「うちも前からなんとなく気づいてはおったけど……間違いない、やっぱりそうじゃ」

雷「なんでもっと早く気付かなかったのかしら……霞は」

夕雲「最初から根っからの提督ラブ勢……」

 

314: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 08:29:32.18 ID:+EoPYR6K0

夕雲「私見ちゃったのよね……たまたま霞さんの部屋のドアが少し空いてて……たまたま、ね?」

霞「ほんっと、だらしないったら!!」

霞「怒られたくないならシャキッとしなさいよね!」

霞「罰として今日は一緒に寝てあげないから。はあ?そんな事言ってもダメよ」

霞「いい大人が何メソメソしてんのよ。ほんっとクズね」

霞「…………」

霞「ったく、なんで私とそんなに寝たいのよ。……何にもしてこないくせに」

霞「ハ、ハァ!?す、好きだからって……あんた言ってて恥ずかしくないわけ!?」

 

315: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 08:37:51.53 ID:+EoPYR6K0

霞「ああもう、そんなところで一晩中泣かれたら迷惑だわ!」

霞「だ、か、ら!そんなところで泣いてないでこっち来なさいって言ってんのよ!」

霞「明日からはちゃんと私の言う事聞くのよ?いい?」

霞「あっ、こら、また……なんで毎回匂いかぐのよ。変な趣味でもあるわけ?」

霞「別に嫌じゃないけど……こ、こんな事、他の子はされたら嫌がるんだから」

霞「私以外の子にはしちゃダメよ?わかった?」

霞「返事や早すぎ。本当にわかってんの?」

霞「はいはい、わかったわよ。私?私はまぁ……いう事をちゃんと聞く良い子なら好きだけど」

霞「今はダメね。良い子に出来たら言ってあげるわ」

霞「私に好きって言ってもらいたかったらちゃんと良い子にしてなさい?」

霞「フフッ……ほんっと、返事だけは良いんだから」

 

316: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 08:45:17.38 ID:+EoPYR6K0

夕雲「提督をこのまま誰かに取られるならいっそ……」

浦風「お、おちつくんじゃ!それは全部霞ちゃんだけが提督さんと接してる時間が長いけえそうなっとるだけじゃろ?」

雷「だったら霞にも私達と一緒に働いて貰えば良いじゃない!」

夕雲「確かに……そうすれば提督は1人になってまたいつも通りパチンコに行ってくれるわよね!」

浦風「あの頃の提督さんを取り戻すんじゃ!」

雷「私だってもう耐えられないわ!」

 

317: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 08:50:13.48 ID:+EoPYR6K0

夕雲「という事で我が家は財政難……霞さんも一緒に働いていただけませんか……?」

霞「そうね、いつまでも居候じゃ悪いし私も働くわ」

浦風「そうか!そりゃーたすかるわぁ」

霞「でもこのクズを1人にして大丈夫かしら?」

夕雲「大丈夫ですよ♪提督を信じましょう♪」

雷「そうよ!私達も信じる事が大事なんだから!」

夕雲「ではさっそく職場を紹介するわ♪」

浦風「提督さん、お昼はこれで食べてくれるかのう。好きなもん頼んでええけえ。余ったら好きに使ってええよ?」

20万円

 

328: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 23:38:35.12 ID:+EoPYR6K0

雷「司令官、ただいま!」

夕雲「あら、どうしたんですかこんなに……」

浦風「パチンコで勝った?それでうちらにプレゼントを?」

雷「ありがとう司令官!一生大切にするわ!」

夕雲「提督が稼いできたお金でプレゼントが貰えるなんて幸せだわ♪」

浦風「ほれ、霞ちゃんの分もあるけえ」

霞「最っ低。幻滅したわ」

 

329: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 23:41:07.93 ID:+EoPYR6K0

霞「はあ?そんな物いらないわよ」

霞「なんでって、自分で考えて分からないの?」

霞「とにかく、それが分かるまでは一緒に寝てあげないから」

霞「ほんと……がっかりだわ。あんたには」

雷「ちょ、ちょっと、そんな言い方かわいそうじゃない!」

霞「フンッ」

 

330: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 23:43:36.80 ID:+EoPYR6K0

霞「うっさい、ドア叩くな。入れないって言ってんでしょ」

霞「これ以上うるさくしたら口も聞いてあげないから」

霞「…………」

霞「はぁ……」

ガチャッ

夕雲「あら、提督♪今日は私の部屋に来てくれたんですか?夕雲うれしいわ♪」

 

331: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 23:47:55.46 ID:+EoPYR6K0

夕雲「霞さんが部屋に入れてくれない?それで私の部屋に?」

夕雲「可哀想な提督……でも安心してください♪夕雲がちゃーんと慰めてあげますから♪」

夕雲「フフッ、久しぶりだから私ももう昂ぶってきちゃった……♪」

夕雲「どこから慰めてあげようかしら?」

夕雲「時間はたっぷりありますから……全身くまなく慰めてさしあげますね……♪」ペロリ

 

332: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 23:53:21.82 ID:+EoPYR6K0

翌朝

雷「おはよー……」

浦風「おは……ん?なんじゃ、今日は提督さんがリビングで寝ちょる!」

雷「ほんとだ!司令官、おはよー♪」

夕雲「おはようございます♪」プリプリテカテカ

浦風「な、なんじゃ?朝からぷりっぷりの肌して」

夕雲「昨晩たくさん提督のタンパク質を摂取したからかしら♪」

浦風「なっ!?」

雷「ねぇ、ときどき2人が言う提督のタンパク質ってなんなの?」

 

333: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 23:59:58.84 ID:+EoPYR6K0

それから数日……

夕雲「ただいま戻りました♪提督、今日はパチンコに……」

浦風「この様子じゃ今日も行っとらんようじゃのう……」

雷「結局霞に怒られた日から全然入ってないわよね……就職活動とかしてないか心配で気が気じゃないわ」

夕雲「まずいわね……提督にはもっとダメになってもらわないと困るのに……」

雷「あっ!じゃあゲームなんてどう?」

浦風「確かにゲームに没頭すればダメ人間になれるかもしれんし、昔を思い出して幼児化が進むかもしれんのう!」

雷「でもゲームって何が流行ってるのかしら?ツインビーとギャラガしか分からないわ」

夕雲「それなら私にいい考えがあります♪」

 

334: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 00:03:51.65 ID:YN6rnUJ30

夕雲「もしもし、夕雲です。その節はお世話になりました」

青葉「ども、青葉ですぅ!こちらこそありがとうございました♪今回はどのようなご用件でしょうか?」

夕雲「ちょっとゲームについて教えてほしいんだけど……」

夕雲「ハマりやすくて2次元と3次元がめちゃくちゃになるゲームなんてないかしら?」

青葉「そうですねぇ、それならポケモンgoなんてどうでしょうか!」

夕雲「ポケモン?」

 

344: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 00:04:03.12 ID:LRjc2i5c0

青葉「実は今これが世界中で記録的な大人気っぷりなんですよ!」

夕雲「そうなんですか?」

青葉「はい!もう深夜でも没頭してちょっとした社会現象になってるんですよ!」

夕雲「内容はどんな物なのかしら?」

青葉「簡単に言えばモンスターを捕まえて集めるゲームですね。それを戦わせたりするんですよ」

 

345: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 00:08:06.04 ID:LRjc2i5c0

夕雲「うーん……提督には少し子供っぽい内容過ぎるかしら……」

青葉「いえいえ、ポケモンは子供はもちろん!特に30歳前後の方達が大ハマりしたゲームですからね!大人も必死にやってるんですよ!」

夕雲「それなら提督でも大丈夫そうね……分かりました。一度試してみます」

青葉「はい!青葉もやっているので是非ポケモン談義でも!」

夕雲「いえ、やるのは提督だけですから♪」

 

346: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 00:14:18.69 ID:LRjc2i5c0

夕雲「提督♪ポケモンと言うゲームをご存知ですか?」

夕雲「そうですか♪実は今そのポケモンが大人気でーーーー」

夕雲「では夕雲達は仕事に行ってきますから。たくさん集めてくださいね♪」

雷「部屋の隅から隅までしらべるのよ!」

霞「だから遊んでないで仕事ーー」

浦風「まあまあ、せっかく提督さんがギャンブルから足を洗おうとしとるんじゃ、大目に見てあげんさい」

霞「わかったわより

 

351: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 00:59:08.30 ID:ZLkMe1UW0

霞「わかったわよ。そのかわりギャンブルは絶対禁止だから」

雷「それじゃあ司令官、行ってきまーす♪」

パタム…

提督「……」

 

352: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 01:03:25.63 ID:ZLkMe1UW0

雷「ただいま司令官!ポケモンはたくさん捕まえられた?」

浦風「コラッタ、ポッポ、コラッタ、コラッタ、コラッタ……ようけ捕まえたんじゃねぇ!」

夕雲「まあ大変、ボールがなくなったんですね。すぐに課金して購入しないと」

雷「明日もたーっくさんポケモン捕まえても良いのよ!」

 

353: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 01:07:08.17 ID:ZLkMe1UW0

翌日

ピンポーン

青葉「ども!青葉です!」

青葉「ありゃ?夕雲さん達はお留守ですか?」

青葉「いえいえ、特に大事な用があるわけでは無いんです!ちょっと前に進めたポケモンの事でですねー」

青葉「おや?あなたもポケモンを?もしかして夕雲さんは司令官に勧めるために聞いてきたんでしょうか?」

青葉「それなら話は早いです!ぜひ今からポケモンをゲットしにいきましょう!」

 

354: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 01:10:50.92 ID:ZLkMe1UW0

青葉「へ?家から出ちゃダメなんですか?司令官なのに?」

青葉「大丈夫ですよ!それにポケモンの醍醐味は外に出て初めて感じる事が出来るんですから!」

青葉「実はお勧めポイントが沢山あって夕雲さんにお教えしようと今日はココまで来たんです!」

青葉「まあ相手は司令官さんになってしまいましたが問題ありません!青葉の司令官もポケモンをやっていましたから!」

 

355: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 01:18:51.56 ID:ZLkMe1UW0

青葉「うーん、それでも行けない?まあまあ、そんなこと言わずに!」

青葉「ほら、もう玄関から外に出ちゃいましたよ?ココまで来たら何歩出ても一緒じゃ無いですか♪」

青葉「ボールはありますか?え?沢山買った?ダメですよ!ボールなんてポケストップに行けば沢山あるんですから!」

青葉「まずはこの公園で……そうですそうです!では次のポイントへ行きましょう!」

青葉「……わわっ!急にど、どうしたんですか!?」

青葉「こ、これが普通……?あなたはこうやっていつも歩いているんですか……?」

青葉「あ、あはは、すみません。青葉、司令官と手を繋いで歩いた事なんてありませんでしたから……」

青葉「いえ!嫌だなんてとんでもない!少し驚いただけでして……では失礼して、さあ行きましょう!」ギュッ

 

356: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 01:25:35.73 ID:ZLkMe1UW0

夕方

青葉「いやー、沢山捕まえましたねー。フシギダネをゲットできなはラッキーでしたよ」

青葉「司令官も楽しそうで青葉うれしいです!ね、司令官♪」

青葉「もうすぐ皆さんもお帰りになるでしょうか?」

青葉「なんだかややこしい事になる前に名残惜しいですが青葉は退散しますね!」

青葉「……えーっと、あの、手を」

青葉「みんなが寂しいから帰ってくるまで一緒に?ダメですよ!司令官を連れ出していたなんてバレたら何をされるか……」

 

357: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 01:31:54.89 ID:ZLkMe1UW0

青葉「と、友達……ですか?でも司令官と艦娘か友達だなんて聞いたことありませんし……うぅーん」

青葉「わかりました!では是非また今度一緒にポケモン探索しましょう!」

青葉「では今日はこれでーー」

青葉「ふえ!?あ、あのっ、こんな事……わ、わかりましたよ!さてはポケモンと一緒に青葉もゲットとか言う在り来たりなボケですね!」

青葉「でもいくらボールがないからって抱きつくのはいかがなものかと……」

青葉「ううー……、こんな事されちゃったら青葉、コラッタ同様簡単にゲットされちゃいそうです……」

 

358: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 01:36:11.54 ID:ZLkMe1UW0

それから数日後

青葉「ども!今日もお一人ですか?では一緒にポケモンゲットですー♪」

青葉「実は最近この近くでカビゴンが発見されたらしいんです!」

青葉「まぁ近くといっても電車で数駅むこうの鎮守府なんですが」

 

372: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 13:00:21.55 ID:lAIAkM340

青葉「駅に向かう途中にポケストップが沢山ありますから寄り道していきましょう♪」

青葉「この辺りにはカモネギもいるらしいですからね!」

青葉「えっと、次のポイントは……ん?」

青葉「わわっ!司令官!!」

ププーッッ!!

青葉「もう、ちゃんと前を見て歩かなきゃ危ないですよ?」

青葉「それだとポケモンが見つけられない?うーん、では青葉が手を引いてあげます!」

 

373: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 13:03:19.00 ID:lAIAkM340

青葉「レアなポケモンが出てきたら青葉にもおしえてくださいね♪」

青葉「あっ、もうちょっとこっちに寄らないと危ないです」

青葉「もうちょっとこっちに」

青葉「もうちょっと……」

青葉「手も、もっとしっかり繋ぎましょうか」

青葉「司令官……」

ププーッッ!!

青葉「わわっ!すみせん!!つい司令官に見とれてしまって……」

 

374: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 13:07:30.90 ID:lAIAkM340

青葉「帰宅ラッシュだけあって混んでますね」

青葉「でも目的地まですぐですから我慢しましょう」

青葉「ぐ、ぬぬ……司令官、こっちにスペースが。早く入ってください」

ガタンゴトン

青葉「うひゃー……ぎゅうぎゅう詰です……」

青葉「司令官、はぐれないように手を繋ぎましょう」

青葉「これだけ近ければはぐれない?ダメですよ!そういう慢心がーー」

少々左右に揺れます。お気を付けください

青葉「きゃっ」

 

375: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 13:12:23.12 ID:lAIAkM340

青葉「いてて……司令官、大丈夫ですか?」

青葉「あうっ……こ、これは、世に言う壁ドンってやつですね!青葉、感激です!」

青葉「あっ、はい。大丈夫です。司令官の方こそ……えっと」

青葉「すみません、変なところ押し当てちゃって……」

青葉「あはは……装甲は薄いくせにこんな所ばかり大きくなっちゃって、痛くないですか……?」

青葉「ならいいんですけど……その、苦しくなったら言ってくださいね?青葉が楽にしてさしあげますから……いろいろ」

客「何あれ?人?電車と並走してない?」

青葉「ちっ……勘付かれましたか……」

 

376: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 13:15:40.01 ID:lAIAkM340

数分前

夕雲「今日も一日ご苦労様。やっと家で提督に会えるわ♪」

雷「司令官のパチンコ資金の為だと思えば仕事なんてへっちゃらよ!」

霞「だからパチンコなんてダメって言ってるでしょ」

浦風「今頃ポケモン集めながらぐうたらしとるかーー」

ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンゴトン

夕雲「!!」

雷「今、電車に司令官が……?」

浦風「あの後ろ姿は青葉かのう……」

 

377: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 13:19:33.13 ID:lAIAkM340

霞「ちょ、ちょっと、あの電車って鎮守府の方へ向かってるわよ!いいの!?」

夕雲「やっぱりあの時見逃すべきじゃ……」

浦風「とにかく今は電車を追うんじゃ!」

雷「そうよ!司令官を取り戻さなきゃ!!」

ダッ

 

378: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 14:48:53.02 ID:lAIAkM340

青葉「さて、目的地に着きましたけど……司令官はあっちの東口から出てください」

青葉「せっかくですし二手に分かれて近辺のポケモンを探して目的地で合流しましょう」

青葉「でわ!」

 

379: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 14:52:13.75 ID:lAIAkM340

青葉「いやー、今日も暑いですねー」

夕雲「本当にそうですね」

青葉「おや、これはこれは。お久しぶりです♪」

浦風「こんな所であうとは奇遇じゃのう。何をしとるんじゃ?」

青葉「特に用はありませんよう♪ちょーっとポケモンを探してーー」

雷「司令官を返しなさいよ!」

 

380: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 14:56:25.21 ID:lAIAkM340

青葉「司令官?何のことでしょうか?」

雷「しらばっくれても無駄よ!電車で司令官と一緒だったのを見たんだから!」

夕雲「早く出してくれますか?私、暑いのは苦手で……」

雷「誘拐は犯罪なんだから!」

霞「あんたがそれ言うの?」

 

381: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 15:05:06.48 ID:lAIAkM340

夕雲「だいたいあなたにはあなたの提督がいるでしょ?どうして他鎮守府の提督を奪うような真似をするのかしら?」

青葉「いやー、実は今青葉はフリーでして」

青葉「つい最近、突然色々と艦娘へのセクハラが発覚してそのまま司令官は行方不明になってしまったんですよ」

雷「まさかそれで代わりに私達の司令官を奪うつもりなの!?」

浦風「つい最近行方不明になったんならそのうち見つかるじゃろ」

青葉「いえ、見つかりませんよ。もう二度と♪今頃は多分もう……」

 

382: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 15:11:12.74 ID:lAIAkM340

夕雲「そっちの提督の話はどうでも良いわ。それよりうちの大切な提督の話をしましょう」

通行人「この先にある鎮守府でカビゴンが見つかったらしいぞ」

浦風「カビゴン?鎮守府に海獣でも出とるんか?」

通行人「うわっ、すげーおっぱい……いや、カビゴンって言うおっぱ、のはポケモンっぱいのモンパイおっぱい」

通行人「ポケパイにおっぱい出てくるおっぱいの、レアおっぱいがこのおっぱいで」

雷「何言ってるの?」

通行人「カビゴンと言うのはポケモンに出てくるレアモンスターなんです。それがこの先にある鎮守府で見つかって」

 

383: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 15:17:33.65 ID:lAIAkM340

夕雲「まさか提督が鎮守府へ……?」

青葉「フ、フュー……フュー……」

雷「わかりやすいわねぇ」

夕雲「面白い事してくれたじゃない……」

青葉「はい?」

浦風「うちらがその鎮守府から提督さんを連れてきた事を知っとってやったんじゃな?誰の差し金じゃ!!」

青葉「えっ?」

霞「まぁそのうち帰るつもりだったんだし良いんじゃな」

青葉「そんな話を聞いてませんよ!それじゃあ青葉の誘拐された提督をポケモンでなかよく誘拐作戦は失敗じゃないですか!」

 

386: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 15:23:28.93 ID:lAIAkM340

青葉「ううっ……」

青葉「司令官を小さな穴の開いた透明の箱に入れて育てる青葉の計画が……」

青葉「その穴から食事は青葉の口移しだけ、水分補給は青葉の体液だけで育てるつもりだったんですよ!」

夕雲「なんてこと……」

青葉「喉が渇いたなら頑張って刺激しないと水分は出ませんよー?とかするつもりだったのに……」

青葉「最終的には言葉巧みに青葉を妊娠させて司令官を母乳で育てるつもりだったんですよ!!」

夕雲「素晴らしい考えだわ。鎮守府は違えど私達は同じ目標を持つ仲間だったのね……!」

 

387: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 15:29:39.73 ID:lAIAkM340

浦風「うちらはあんたを歓迎するけぇ」

青葉「青葉……を……?ぐすんっ……」

夕雲「私達も提督を幼児化して母乳で育てる授乳計画を立てているの」

夕雲「そしてあなたの計画……素晴らしいわ。夕雲感動しました」

雷「みんなで頑張って授乳計画を成功させましょ!」

霞「私は別に……」

夕雲「何言ってるんですか。まだ出ないのに一足先に味見させてたじゃなーー」

霞「わああああ!な、なな、な、何言ってんのよ!だいたい部屋を覗くのはご法度でしょ!?」

 

388: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 15:32:39.54 ID:lAIAkM340

夕雲「そうと決まれば早く提督を連れ戻しましょう」

浦風「そうじゃな。鎮守府の連中に見つかったら面倒じゃ」

雷「急ぎましょ!」

霞「ま、まぁまだあの状態でみんなに見せる訳にはいかないし」

 

390: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/08(月) 15:39:09.15 ID:lAIAkM340

夕雲「いたわ!あそこ、スマホを持ってうろうろしてる!」

雷「しれーかーん!」

浦風「提督さーー」

金剛「て、ててて、提督ぅー!?提督が戻ってきたデース!!」

加賀「頭にきました」

赤城「加賀さんったら。提督がいなくなって心配かけた事に怒ってるんですよ♪」

鳳翔「あら、あなた達まで。提督を見つけてきてくれたんですか?」

霞「わ、わた、私達は……」

鳳翔「それとも……ずっと一緒にいたのかしら?」

雷「はわわ……」

 

401: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 00:34:51.30 ID:80Djx2a40

鳳翔「確か提督がいなくなったあの日……何者かに提督がさらわれたと言っていましたよね?浦風さん」

浦風「う、うち!?さ、さぁ、どうじゃったかよう覚えよらんのう……」

鳳翔「それでその日にたまたま秘書艦だった夕雲さんが慌てて追いかけていったんですよね?雷さん」

雷「わ、私?ど、どうだったかしら……私はよく分からないけど……」

鳳翔「あら、おかしいですね。私はあの日偶然執務室にいたと言うあなた達から今の話を聞いたんですけど」

浦風「そ、そうじゃったかなぁー……ちぃーとばかし記憶があいまいで、なぁ」

雷「あはは……」

 

403: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 00:38:33.05 ID:80Djx2a40

鳳翔「その後私たちも手分けして探しましたけど結局見つからず」

鳳翔「夜になって泣きながら帰ってきたんですよね?夕雲さん」

夕雲「さぁ、そうだったかしら?」

鳳翔「翌日もみんなで手分けして探すも見つからず……」

鳳翔「提督に続き何故か艦娘まで3名行方不明に」

鳳翔「彼女達はどこにいたかご存知ですよね?雷さん」

雷「ひっ……」

 

404: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 00:42:23.37 ID:80Djx2a40

鳳翔「何を驚いているんですか?あなたがどこにいたのか聞いているだけですよ?」

雷「わ、わた、わたし、は、えっと……」

鳳翔「面白い方ですね♪自分が今までどこにいたかなんてノータイムで答えれるはずですが」

鳳翔「私は昨日この鎮守府にいましたよ?赤城さん、あなたは?」

赤城「私はビュッフェに……」

鳳翔「加賀さんは?」

加賀「私も赤城さんと一緒でした」

鳳翔「朝潮さんは?」

朝潮「私はずっと鎮守府で訓練していました」

 

405: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 00:47:27.83 ID:80Djx2a40

鳳翔「ほら、皆さんすぐに答えられましたよ?雷さんも答えられますよね?」

鳳翔「あなたは昨日……いえ、今までどこで何をしていたんですか?」

雷「う、浦風、なんて答えれば良いの……」

浦風「うちに振られても困るんじゃが……」

鳳翔「あら、2人は一緒にいたんですか?」

浦風「えっと、その……まぁ……」

鳳翔「もしかして3人か4人いたんじゃありませんか?」

 

406: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 00:52:57.39 ID:80Djx2a40

夕雲「鳳翔さん、何が言いたいのかしら?」

鳳翔「夕雲さんが代わりに答えてくれるんですか?あなたは昨日までどこで誰と何をしていたのか……」

夕雲「一度戻ってきたあの日に言ったじゃないですか♪深海棲艦にさらわれた提督を探していたって」

鳳翔「そうですね。深海棲艦……タ級にさらわれたんでしたね」

夕雲「ええ♪それで今まで犯人と思わしきタ級を追っていたんです♪ご心配かけて申し訳」

鳳翔「おかしいですね。私はあなたにヲ級が提督をさらったと聞いたのですが」

 

408: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 00:58:30.69 ID:80Djx2a40

夕雲「そうでしたか?あの日は私もパニックになっていたから勘違いしちゃったのかしら?」

夕雲「それとも……鳳翔さんがお歳で記憶力がーー」

すっ……

夕雲「……ッ!」

鳳翔「少し見ない間に目上の者に対する口の利き方も忘れてしまったのですか?」

夕雲「やってくれるじゃない……」

雷「う、浦風、何今の?なんで鳳翔さんは夕雲の鼻をつまんだの?」

浦風「あれじゃ、鼻を摘めるって事はその気になれば目も潰せる言うやつじゃろ……」

 

409: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 01:05:10.79 ID:80Djx2a40

鳳翔「あなた達3名が結託して提督を誘拐した。間違いありませんね?」

雷「ち、ちがっ……」

鳳翔「いまさら芋を引いていどうするんですか?こんな事私が言うのもなんですが」

鳳翔「この状況を打破するためには仲間割れより力を合わせた方が良いと思いますよ?」

浦風「そうじゃ!こうなったら腹をくくるしか無いけえ!」

雷「でも、どうやって」

浦風「一本なら一人の力で折れてしまうけど三本集まればなかなか折れんって言う」

バキバキバキ!

鳳翔「まぁ三本集まった所で簡単に折れますけどね」

 

410: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 01:12:49.53 ID:80Djx2a40

雷「こうなったら力を合わせて状況を打破するわよ!浦風!夕雲!霞!」

霞「ちょっと!私を巻き込まないでよ!」

浦風「何を言うとるんじゃ。うちら生まれた日は違えど死す時は同じ日、同じ時を願った中じゃろ」

霞「捏造しないでよ!」

雷「大丈夫よ!三本では簡単に折れても四本集まれば折れないって矢の話もあるじゃない!」

霞「矢を握って親指一本で三本まとめておった人が目の前にいるのよ!四本くらい余裕にきまってんでしょ!!」

浦風「生まれた日は違えど死」

霞「ループしてるんじゃないわよ」

 

414: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 15:55:09.35 ID:b0a/1D/mO
お母さん怖いです

 

417: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 23:54:27.79 ID:fpijZFkF0
鳳翔さんまでは落ちないで欲しいなぁ。黙認ぐらいで止まらんかなせめて

 

418: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 00:48:41.90 ID:BS4KNRVF0
鳳翔さんクッソワロタ

 

 

 

元スレ

雷「またパチンコで負けちゃったの?」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467299806/

-艦これ